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2008年9月 4日 (木)

チドリケマン

釧路港を一望できる米町公園に行くと4基の石碑があります。

その中で一番、目につくのが昭和9年12月に啄木生誕50年を
記念して建立された・・・
“しらしらと氷りかがやき 千鳥なく 釧路の海の冬の月かな”
歌碑だといってもいいでしょう。

釧路の啄木石碑めぐりコース25碑の中で一番古く、全国でも
啄木歌碑としては4番目の建立だそうです。

啄木を釧路の活性化に役立てようという動きがあるようですが、
アンチ啄木ファンも少なくないようです。

釧路に滞在していた76日間は、分不相応な夜遊び、女性問題、
借金、そして逃げるように釧路脱出・・・

ただ、歌に関しては、超がつくほどの天才だったようですが・・・

この啄木の歌碑に詠まれている“千鳥”の部分に以前、論争が
あったようです。

「千鳥の仲間が釧路にやってくるのは、5~6月。
啄木のいた厳冬期は、海岸に氷があり、餌を採ることができない
ので千鳥が渡ってくることは考えられない!
ゴメなど他の鳥と見間違えたのでは、ないか?」

という説がでました。

それにたいして・・
「点景として叙景の中のでの表現なので、いいんじゃない」とか
「この季節に千鳥を確認した記録がある!」
などという意見もあるようです。

って、前置きが長くなりましたが、千鳥ということで・・・
今回の春採公園で出会った花は、チドリケマンです。

実は、この花は、釧路の人には、是非、覚えてほしい花なのです。

以前は、ナガミノツルケマンといわれていましたが、その中から
北海道固有の別種として独立したようです。

学名が、Corydalis Kushiroensis(コリダリス クシロエンシス)

数ある植物の中で唯一、世界共通の学名にクシロの名前が
入っている花なのだそうです。

是非、啄木に代わって釧路の活性化の材料に!
と言いたいところですが、いかんせん・・・
1.2cmほどの小さな花なもので・・・・・

チドリケマンです。
今、春採公園の所々で見られます。

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アップにすると確かに千鳥を思わせる形かも?!
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鳥の名前の付く花で、今咲いている花からもう一種類。

ヒヨドリバナです。
花や葉の形ではなく、ヒヨドリが鳴くころに咲くからだそうです。
今頃が一番、ヒヨドリの鳴き声を聞かないような気もしますが・・?
飛び出している雌しべが面白いですね。

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